こんにちは、毛糸です。
【投信定点観測】2019年4月第3週(スタートから6週目)の損益の報告です。
今週末における投資総額は142万円、含み損益は+36,790円、損益率は2.59%(年率22.52%)です。
目次
損益状況
損益率に直すとこんな感じです。今週末の損益率は2.59%(年率換算で22.52%)です。
インデックス投資信託の振り返り:新興・先進国株躍進、REITが失速
米国経済指標が期待を上回り株式市場はリスクオンムードで、新興国株・先進国株の指数を押し上げました。
一方、これまで快進撃を続けて来たREITがやや失速しています。
米国の先行き見通しが明るくなったことで金利上昇が意識されたためか、今週は-2%ほど含み益が毀損しています。
投資成果を前もって予測するのはプロであっても困難です。
向こう1週間という短期ですら、新興国株が上がる!REITが上がる!という予測を高い精度で行うのは難しいでしょう。
そんなランダムな相場の世界で安定的にリターンを生み出すのが、インデックスによる分散投資です。
【投信定点観測】で積立投資するインデックス投資は、それ自体が高い分散効果を持つ優秀な資産です。
その理由は、THEO(テオ)よりWealthNavi(ウェルスナビ)の方がREITや金の比重が多く、今週それら資産クラスの価格が下落したことにあると思われます。
WealthNavi(ウェルスナビ)もTHEO(テオ)も、ETF(上場投資信託)を用いて広く分散されたポートフォリオで運用を行っています。
そのため、【投信定点観測】のポートフォリオのなかでも、常に中位程度の値動きで安定してリターンを稼ぎ出しています。
完全おまかせで分散投資を行うなら、ロボアドバイザーはとても簡単です。
アクティブファンドの振り返り:インデックスをアンダーパフォーム
同じ日本株式アクティブファンドのセゾン資産の達人が0.58%の伸びであることも考えると、やはりアクティブファンド常勝、というわけには行かないようです。
アクティブファンドが平均的にはインデックスに勝てない、という統計事実は、下記書籍にも「不都合な真実」として指摘されています、是非読んでみてください。
まとめ
債券系のリターンが小さい一方、株やREITが変動の中で大きなリターンを上げており、ハイリスク・ハイリターンの教科書的パターンです。
こういう状況では「やはり株のほうが儲かる!株の比重を上げないと!」と考えがちですが、【投信定点観測】では引き続きシステマティックに積立投資を続けていきます。
投資信託の積立投資が資産形成に有効であるというのは多くの本で語られていますが、最近読んだ本では特に以下が参考になりました。
積立投資の考え方や方法、出口戦略まで述べられた大変価値ある内容です。