2021年 9月 の投稿一覧

株主資本コストの推定に関する近年の研究

企業が発行する株式の価値を算定するために,株主資本コストが必要になります。株主資本コストの推定は会計研究の重要なトピックの一つであり,理論面と実証面から研究が進められています。本記事では株主資本コストの推定に関する近年の研究と,それを理解するために役立つ資料・教材をまとめます。

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種類株式の評価手法を解説する書籍・参考文献

本記事では、種類株式の評価手法について書かれた書籍を紹介します。

株式会社プルータス・コンサルティング編著の以下の書籍では、第10章「ベンチャー・ファイナンスで用いられる種類株式」の中で価値評価の概要や実務上の留意点が述べられています。ベンチャー企業の株式評価においてDCF法を適用する際に、割引率としてどの程度の値を用いるべきかが書かれているのも注目です。

 

上述のプルータス社のテキストのなかで、米国公認会計士協会の以下の書籍が参考文献として取り上げられています。種類株式の評価にはオプション評価理論を用いますが、その具体的方法は、以下の書籍に開設があります。

Accounting and Valuation Guide: Valuation of Privately-Held-Company Equity Securities Issued as Compensation

 

日本公認会計士協会が発行する経営研究調査会研究報告第53号「種類株式の評価事例」も実務的に参照される資料であり、こちらもプルータス社のテキストのなかで参考文献に挙げられています。

https://jicpa.or.jp/specialized_field/53_1.html

上記研究報告は普通株式の評価については解説されていません。種類株式の評価はは普通株式の評価を前提とする場合があります。普通株式の評価に関しては、日本公認会計士協会が発行する経営研究調査会研究報告第32号「企業価値評価ガイドライン」が参考になります。

https://jicpa.or.jp/specialized_field/32.html

 

 

統計検定2級の概要と対策テキスト・問題集

統計検定2級を受けることに決めました。この記事では試験の概要と教材について整理します。

統計検定2級の内容とスケジュール

統計検定2級の範囲は大学1・2年次の基礎課程でカバーされる内容です。文系学部でも「確率・統計」などの名称で基礎科目に組み込まれていることもあるでしょう。詳しくは統計検定2級の案内ページから、出題範囲をご確認ください。

出題方式はマークシート式ですが、問われる内容は統計図表の読み方やら各種統計量の計算やら仮説検定やら、いろいろな問われ方がされます。

試験の実施スケジュールですが、2級はCBT方式(Computer Based Testing)になっており、受験会場に応じて随時受験が可能です。

当日持ち込み可能なものは、筆記用具と電卓と時計です。計算用紙は試験会場で配布されるそうです。こちらのQ&Aをご覧ください。

 

対策のための教科書・テキスト

試験範囲をカバーした公式問題集が出版されており、インプット教材の基本はこれになりそうです。

SNSでインプット教材について伺ったところ、東京大学出版会から出ている通称『赤本』を利用している方もいらっしゃるようです。認定テキストで理解しづらいところや網羅しきれていない箇所は、赤本を参考にしたいと思います。

 

 

また、以下のWebサイトも教材としておすすめというアドバイスをいただきました。むしろこちらをメインにしてもいいくらい、という声もあります。スマホからアクセスできるので、移動時間の勉強にもよさそうです。

統計学の時間 | 統計WEB

 

 

問題集・過去問

問題演習は試験合格の必須要件です。テキストを「ふむふむ」と眺め読み進めても知識は定着しません。

問題演習は前述の公式テキストと『赤本』に章末問題として載っているものが使えます。統計WEBにも各単元に練習問題があります。

これらのほか、過去問を使った傾向把握と演習も必須と思われます。こちらも公式問題集が出版されています。どんな出題がされるのかをイメージしながらインプットを進めることで、学習効率も高まるでしょう。