アラサーまでにやっておいてよかったこと・すべきだったこと

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こんにちは、毛糸ブログ管理人の毛糸です。今日は私の32回めの誕生日です。「アラサーです」と自己紹介するようになり数年たちます。

アラサーとしてこれまでを振り返ると、これはやっておいてよかった・これがあるから充実した日々がある、という「やっておいてよかったこと」がいくつもみつかります。公認会計士という難関資格に合格したことや、趣味の仲間に恵まれたことなど、充実した生活の基礎となっていることがいくつもあります。

同時に、アラサーになるまでにこういうことをしておけばよかったな、という反省もあります。

本記事ではそんな「やっておいてよかったこと」「すべきだったこと」を紹介しようと思います。この記事のことを10年前の自分に伝えたら、その後の人生に少しは役立つだろうと思ってくれる、そんな内容を目指しました。

アラサーまでにしておいてよかったこと

複数の安心できるコミュニティに属し仲間を得ること

家族、仕事、趣味の仲間など、複数のコミュニティで仲間に恵まれたことで、とても充実した日々を送れています。

まず、家族は特に重要です。日々の嬉しいことを共有し、悲しいこと・悔しいことを吐露しても、必ず自分の味方でいてくれる相手がすぐ近くにいるというのは、大きな安心と幸福感をもたらします。

また、職場や業界団体(私の場合は、会計事務所や会計士協会)での活動は、自己実現の場としても、人間性を磨く意味でも大切です。自身の社会的価値を認識し、お客さんや業界全体に(たとえ微力であっても)貢献できることは、自己肯定感を高めます。もちろん楽しい事ばかりではありません。しかし耐えきれないほどのストレスにならない限りは、自分を成長させる機会と前向きに捉えられます。

さらに、SNSを通じた趣味のコミュニティも、極めて重要な要素です。同じことに興味を持ち、楽しさを共有でき、過度な干渉のない「つかず離れず」の仲間がいることは安心に繋がります。ときには、自分ひとりでは決してたどり着けない、新たな機会への挑戦権をもたらしてくれたりもします。

このように、いくつかのコミュニティに属することで、もしもどこかで嫌なことがあっても、自分は一人ではないと思えます。アラサーまでにこうした社会性が身につき、素晴らしい仲間に出会えたのは、なにより幸運でした。

 

あまり金のかからない趣味を見つけること

私は数学や簿記の勉強を趣味として行っています。このブログでもいくつか記事を書き、日々の学びを発信につなげています。

社会的な成功や他者貢献を意識せず、ただ純粋な気持ちで楽しめる趣味を持てたことは、心の休息になります。趣味を発信につなげることで、同じ志を持った仲間に出会える可能性も高まります。それによってまだ自分の知らない世界に足を踏み入れる機会も得られます。

お金がかからないのは大事です。継続性に関わるからです。金の切れ目が趣味の切れ目にならないように、あまりお金のかからない趣味を見つけられれば、長期的に人生を楽むことができます。

 

自分の売りを知ること

アラサーとして重要な仕事を任されるようになるために、ビジネスパーソンとしての強みを認識することが必要だと感じます。

私は20代中頃に公認会計士の資格をとり、一貫して会計業界で働いています。一言で会計といっても、監査であったり、経理であったり、会計に諸問題を解決するための仕組み作りであったりと、多様な経験が得られました。

また、会計領域におけるITの活用スキルも高まりました。クライアント(お客さま)の課題解決のためにITを用いるというやり方が、いつしか「勝ちパターン」となり、それを横展開できるようになりました。

このように、属する業界と提供可能な価値を明確にできたこと、つまり自分の「売り」を知れたことは、大きな収穫でした。

会計業界の先輩には「内部統制といえばA先生」「組織再編といえばS先生」というような、圧倒的専門性をお持ちの方が大勢いらっしゃいます。アラサーまでにそうした専門性のタネを見つけておくことは重要です。

 

自分の機嫌を自分でとり、自分で自分を応援できること

人と人との関わり合いの中で、不快な気持ちになることは当然あります。そういうときに、自分で自分の機嫌をとれることは重要です。気を紛らわず方法を知っている、気分が高揚する習慣をもっているなど、自分のメンタルをコントロールできるスキルが、最近少しづつ身についてきました。

アラサーになっても辛いことは多いです。そういうときに「私はよくやっているよ」と自分自身を応援できることは大切です。

アラサーになるとキャリアの多様性が増えてきます。多様なキャリアの中で、近くにいる人が大きな成功を勝ちとるのを目にすることも多々あります。

そのようなシーンで「自分は何も成し遂げていない……」などと落ち込んでしまうこともよくありました。しかしそれは多様なキャリアの1つの実現値に過ぎません。自分も着実に前に進んでいる、自分にも達成したことがある、と自分の積み重ねに向き合い、それを活かす道を模索することで、自分のキャリアのオリジナリティを追求できます。

 

アラサーまでにすべきだったこと

長期的な人間関係を大事にすること

仲の良かった友人もいつのまにか疎遠に、ということがしばしばあります。地元に帰った友人も多いですし、転職先を知らない同期入社の友人もいます。

その時々に自分の近くにいる人を大切にするだけでなく、長期的な視野に立って人間関係を育み、人を大切にするべきだったと反省しています。

Facebookの誕生日はよく見ておくといいのかもしれません。旧友との関係を温めることは、今後大切にしていきたいと思います。

 

自分の限界を知っておくこと

自分がどこまで頑張れるのか、どこまで無理ができるのか、正確に測っておくべきでした。

アラサーになって、自分の限界に挑戦したり、高い壁に挑むことが少なくなりました。挑戦して上手く行かなかったときの後悔が大きくなったのかもしれません。それは仕事においても、日常においてもです。

自分の限界を知り、その範囲であれば全リソースを投下するアグレッシブさがなくなってきたと反省しています。

健康面でも、自分の限界を知っておくことが大事です。アラサーになって、無理が効かなくなりつつあります。睡眠時間は7時間を切るとマズい、就寝が23時を超えると次の日に響く、などの「負けパターン」を知っておくと生活に秩序を与えられます。

 

自分の使命と、戦わない世界を明確にしておくこと

アラサーになると人生経験もそれなりの蓄積されてきて、ビジネスや日常における様々な課題や出来事に対して、何かしら意見し行動できるようになってきます。

しかし自分が使える時間は有限です。気になることを手当り次第に取り組んでいたのでは時間が足りません。

また、どこかで聞きかじったことを、ろくに深めもせず知った風な素振りで発言しそうになることもあります。それは自分の信頼を傷つける危険な行為です。

誰かに強く期待されていること・自分が本当にすべきことを認識し、積み重ねた信頼を守るためにも、戦う場所を選ぶことが大事だと感じます。

 

まとめ

32歳の誕生日に、アラサーまでにやっておいてよかったことと、すべきだったことを振り返りました。

自分の恵まれている部分に感謝し、達成できたことに自信を持ちながら、よりよい生活を目指して改善を続けていこうと思います。

 

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