統計検定2級を受けることに決めました。この記事では試験の概要と教材について整理します。
統計検定2級の内容とスケジュール
統計検定2級の範囲は大学1・2年次の基礎課程でカバーされる内容です。文系学部でも「確率・統計」などの名称で基礎科目に組み込まれていることもあるでしょう。詳しくは統計検定2級の案内ページから、出題範囲をご確認ください。
出題方式はマークシート式ですが、問われる内容は統計図表の読み方やら各種統計量の計算やら仮説検定やら、いろいろな問われ方がされます。
試験の実施スケジュールですが、2級はCBT方式(Computer Based Testing)になっており、受験会場に応じて随時受験が可能です。
当日持ち込み可能なものは、筆記用具と電卓と時計です。計算用紙は試験会場で配布されるそうです。こちらのQ&Aをご覧ください。
対策のための教科書・テキスト
試験範囲をカバーした公式問題集が出版されており、インプット教材の基本はこれになりそうです。
SNSでインプット教材について伺ったところ、東京大学出版会から出ている通称『赤本』を利用している方もいらっしゃるようです。認定テキストで理解しづらいところや網羅しきれていない箇所は、赤本を参考にしたいと思います。
また、以下のWebサイトも教材としておすすめというアドバイスをいただきました。むしろこちらをメインにしてもいいくらい、という声もあります。スマホからアクセスできるので、移動時間の勉強にもよさそうです。
問題集・過去問
問題演習は試験合格の必須要件です。テキストを「ふむふむ」と眺め読み進めても知識は定着しません。
問題演習は前述の公式テキストと『赤本』に章末問題として載っているものが使えます。統計WEBにも各単元に練習問題があります。
これらのほか、過去問を使った傾向把握と演習も必須と思われます。こちらも公式問題集が出版されています。どんな出題がされるのかをイメージしながらインプットを進めることで、学習効率も高まるでしょう。