合格発表の瞬間、あなたは誰の顔を思い浮かべましたか?
長い時間をかけて掴んだ合格。
その喜びを最初に伝えたいと思った相手は、家族でしょうか、友人でしょうか、それとも共に頑張った仲間でしょうか。
あなたが勝ち取った会計士合格というプラチナチケットは、あなた自身の努力の証です。
そして、あなたを支えてくれた方々の温かな気持ちが結実したものでもあります。
この記事では会計士試験合格に寄せて、会計士人生で大切にすべき「感謝」について書きます。
合格の喜びをともに噛みしめたい、大切な誰かの顔を思い浮かべながら、ぜひお読みください。
会計のプロへの仲間入りを祝し、「感謝」について
このたびは、公認会計士論文式試験の合格、誠におめでとうございます。
公認会計士の小澤圭都と申します。X(旧Twitter)では毛糸と名乗っております。
長い試験勉強の道のり、本当にお疲れさまでした。
ときには不安に襲われ、孤独にさいなまれたこともあったでしょう。
そのような困難を乗り越え、よくぞ公認会計士試験という難関を突破してくださいました。
一足先に合格を果たした私たちは、みなさんを仲間としてお迎えできることを心から嬉しく思い、ここに「X会計士界隈から論文式試験合格者の皆さんへのリレーメッセージ」企画として、総勢45名の想いをお届けします。
私から伝えたいメッセージのキーワードは「感謝」です。
【祝・合格🎊】X会計士界隈から論文式試験合格者の皆さんへのリレーメッセージ
感謝の気持ちは言葉に載せて
合格の瞬間、真っ先に顔が浮かんだその人はきっと、あなたにとって大切な存在でしょう。
「合格したよ!」
「番号あった!」
そんな喜びの報告を伝えたとき、あなたの大切な人もきっと同じように(あるいはあなた以上に)喜んでくれたはずです。
そのときあなたは、感謝の気持ちを伝えることはできたでしょうか。
「これまでたくさん励ましてくれて、ありがとう」
「勉強に集中させてくれて、ありがとう」
「一緒に戦ってくれて、ありがとう」
いろいろな感謝の想いがあるでしょう。それを伝える言葉を紡ぐことはできたでしょうか。
短い一言でも、その言葉はきっと、あなたを支えてくれた人たちの心を温めます。
あなたを支えてきてよかったと、あなたの成功の礎になれてよかったと、誇りに思ってもらえるでしょう。
感謝の言葉は、より強い絆を育むきっかけになるはずです。
もし感謝の気持ちを伝えそびれていたら、次に話すその時にどんな言葉で伝えるか、考えておきたいですね。
人生は感謝とともに
会計士としてこれから人生を歩むうえで、多くの挑戦の機会が待ち構えています。
そうした挑戦の裏側で、きっとまた多くの人たちが、あなたを支えてくれることでしょう。
誰かからのサポートを当たり前と思わず、支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを言葉にして伝えてください。
他方、会計士試験合格という成功を掴んだからこそ生まれる困難や悩みも生まれます。
そのときは、どうか遠慮せず、周りの人の助けを借りてください。
あなたの家族、友人、同僚、あるいはXに住まう人情味あるアカウントたち。
手を差し伸べてくれる人はたくさんいます。
感謝の気持ちを胸に、その手をとってください。
会計士としての人生を歩むうえで、嬉しいときも苦しいときも、きっと支えてくれる人がいます。
その人たちに向けて、感謝の言葉を尽くしましょう。
感謝される存在たらんことを
公認会計士試験という難関を見事に突破したあなたには、誰かを助ける側に回る日が必ず訪れます。
助けを求めてくるのは、業務理解が浅い後輩かもしれません。
会計に明るくないクライアントかもしれません。
あるいは、会計とは関係のない場面で、大切な人が信頼のおけるあなたに悩みを打ち明けるかもしれません。
誰かに必要とされたときには、誠実に温かく対応してあげてください。
会計士だからといって、損得勘定をする必要はありません。
「私は誰かに助けてもらいました、だから私は誰かを助けます」
結論の背景はそれで十分です。
あなたが支えたその人は、きっと感謝の気持ちで報いてくれるでしょう。
あなたが公認会計士として、多くの人から感謝される存在であり続けることを、心から願っています。
最後に
「X会計士界隈から論文式試験合格者の皆さんへのリレーメッセージ」企画の22番目のメッセージ、キーワードは「感謝」です。
大切な人への感謝の想いは、言葉ではっきりと伝えてあげてください。
嬉しいときも苦しいときも、周りの人には感謝の言葉を伝え続けてください。
そしてあなた自身が、感謝される存在であり続けてください。
このメッセージを読んでくださり、ありがとうございました。
このメッセージを届ける機会をいただいたてりたま先生、ありがとうございました。
明日のリレーメッセージは、世界中の人に感謝し、感謝されてきたであろう、「世界一周会計士」こと山田智博さんです。お楽しみに。