こんにちは、毛糸です。
先日、会計×テクノロジーをテーマとした勉強会コミュニティPyCPAの第9回勉強会が開催されました。
今回はセミナー形式での開催となり、40名近い参加者にお集まりいただきました。
本記事ではPyCPA第三回セミナーの振り返りをしてみたいと思います。
参加者には事前にアンケートにお答えいただいてますので、その結果もあわせて公開します。
目次
- 1 PyCPAとは
- 2 第三回セミナーの概要
- 3 参加者アンケート結果報告
- 3.1 参加者の所属
- 3.2 参加理由
- 3.3 意見・感想・提案など
- 3.3.1 ITの知識があまりありません、勉強します
- 3.3.2 自分にはハイレベルかなと思いましたが、良い刺激が得られればと思います
- 3.3.3 経理財務職として視野を広げるべく学びたい
- 3.3.4 エンジニアをやっていると会計法律の分野がおろそかになるので勉強になります
- 3.3.5 会計×プログラミングに興味があります
- 3.3.6 自動化に興味があります
- 3.3.7 ハンズオンセミナーをやってほしい
- 3.3.8 現役のITベンチャーの人を呼ぶ講演会があっても面白い
- 3.3.9 毎回ユニークなテーマで開催されていて感心します
- 3.3.10 RPAなどのホットトピックと、簿記数学などアカデミックな内容が共存できる場は貴重
- 3.3.11 キワモノ会計学が聞きたい
- 3.3.12 隔週希望
- 3.3.13 大阪や福岡などでも開催し、同時中継してほしい
- 3.3.14 若い方にお会いできるのを楽しみにしています
- 4 まとめ
PyCPAとは
PyCPAは、テクノロジーの進化を武器に次世代の担い手となる探求者たちのコミュニティです。
もともとは、プログラミング言語Pythonに関心のある公認会計士(CPA)の勉強会として発足しましたが、現在ではより広く、テクノロジー全般に興味を持ち、探求する意欲のある、会計士、経理財務人材、エンジニアなどがメンバーとなって活動しています。
PyCPAは毎月勉強会を開催しており、もくもく会やセミナー、参加型ワークショップを行っています。
現在のコミュニティメンバーはSlack登録者ベースで150名ほど、2019年3月現在の勉強会の累計参加者は200名を超えます。
PyCPAコミュニティと勉強会への参加は無料となっており、運営事務、会場確保、講師の登壇等はすべて、コミュニティのビジョンに共感していただいている組織・個人のボランティアでなりたっています。
PyCPAにコミュニティメンバーとして参加したい方はPyCPAのSlackにご登録ください。
ツイッターでのPyCPAコミュニティメンバーのやり取りは、こちらからご覧いただけます。
第三回セミナーの概要
PyCPA第9回勉強会は、セミナー形式で行いました。セミナー形式はこれが三度目となります。
講演内容は以下のとおりです。
- スタートアップにおけるプロダクト開発のリアル〜プロダクト開発における会計士の役割〜
- 無人化工場とパワードスーツ〜二分化するRPAに未来はあるか?
- キャッシュレス時代における部門経費処理のベストソリューション
スタートアップにおけるプロダクト開発のリアル
二分化するRPAに未来はあるか?
- 「無人化工場型」=強固な内部統制を敷き大規模なシステム投資を伴うあり方
- 「パワードスーツ型」=個人の業務支援を気とした小規模なEUCとして運用していくあり方
発表者esteeさんのRPAに関する知見は一ユーザのレベルを超えており、公認会計士協会のIT委員会研究報告第52号「次世代の監査への展望と課題」の公開草案に対して、彼が述べた意見が報告書に盛り込まれたという影響力の持ち主です。
経費処理のベストソリューション
参加者アンケート結果報告
- 参加者の所属
- 参加理由
- 意見・感想・提案など
参加者の所属
参加理由
テクノロジーに関する探求者が集うコミュニティとして、PyCPAはIT技術と会計等専門領域の情報収集・意見交換に役立つ場となることが期待されています。
意見・感想・提案など
ITの知識があまりありません、勉強します
自分にはハイレベルかなと思いましたが、良い刺激が得られればと思います
ですが、回を重ねるごとに知識は蓄積され、初心者も自律的に学ぶ習慣を身に着けています。
経理財務職として視野を広げるべく学びたい
エンジニアをやっていると会計法律の分野がおろそかになるので勉強になります
会計×プログラミングに興味があります
自動化に興味があります
ハンズオンセミナーをやってほしい
現役のITベンチャーの人を呼ぶ講演会があっても面白い
毎回ユニークなテーマで開催されていて感心します
RPAなどのホットトピックと、簿記数学などアカデミックな内容が共存できる場は貴重
キワモノ会計学が聞きたい
PyCPAではこれまでにも、経営管理、監査、仮想通貨、数学、海外テクノロジーなどのセミナーを開催してきました。
今後も一風変わったコンテンツを用意しておりますので、ご期待ください。
隔週希望
大阪や福岡などでも開催し、同時中継してほしい
若い方にお会いできるのを楽しみにしています
PyCPAコミュニティが、副次的にネットワーキングやリクルーティングに活用されてもいいと考えていますので、是非年次を問わずご参加いただければと思います。
まとめ
PyCPAの概要と、セミナーの振り返りについて述べました。
PyCPAには会費もなければ参加資格もない、ふわっとしたコミュニティですが、探求者が集う場として確かな輪郭を備えつつあります。
みなさんの学ぶ意欲と発信で、一緒に楽しみましょう。