本記事では、種類株式の評価手法について書かれた書籍を紹介します。
株式会社プルータス・コンサルティング編著の以下の書籍では、第10章「ベンチャー・ファイナンスで用いられる種類株式」の中で価値評価の概要や実務上の留意点が述べられています。ベンチャー企業の株式評価においてDCF法を適用する際に、割引率としてどの程度の値を用いるべきかが書かれているのも注目です。
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上述のプルータス社のテキストのなかで、米国公認会計士協会の以下の書籍が参考文献として取り上げられています。種類株式の評価にはオプション評価理論を用いますが、その具体的方法は、以下の書籍に開設があります。
日本公認会計士協会が発行する経営研究調査会研究報告第53号「種類株式の評価事例」も実務的に参照される資料であり、こちらもプルータス社のテキストのなかで参考文献に挙げられています。
https://jicpa.or.jp/specialized_field/53_1.html
上記研究報告は普通株式の評価については解説されていません。種類株式の評価はは普通株式の評価を前提とする場合があります。普通株式の評価に関しては、日本公認会計士協会が発行する経営研究調査会研究報告第32号「企業価値評価ガイドライン」が参考になります。
https://jicpa.or.jp/specialized_field/32.html