こんにちは、毛糸です。
私が運営事務を務める会計士×テクノロジー勉強会PyCPAで、自分も勉強会を開催したい、という声をいただきます。
PyCPAは自由で自発的な活動を大切にしております
今回はPyCPAで勉強会を開催する方法と、「こんな勉強会を開いて欲しい」とリクエストする方法についてまとめます。
目次
PyCPAとはどんなコミュニティか
PyCPAは、プログラミング言語Pythonに興味のある会計士(CPA)の勉強会として活動を開始しましたが、発足から1年経った今、活動はより広いものになっています。
最近は特定のプログラミング言語の習得にとどまらず、新しいテクノロジー(AIやRPAなど)を取り扱うことも多くなり、また参加者も会計士以外に、エンジニアや企業の経理財務担当者などが増えています。
テクノロジーと会計、という2つの軸から大きくはずれない範囲で、PyCPAで扱うトピックには特に制限がありません。
PyCPAで勉強会を開催する方法
もしテクノロジー×会計という関心軸に沿う内容で勉強会を開きたいときは、誰でも自由に勉強会を開催していただけます。
その際に必要な手順は、以下の通りです。
1.運営事務局への連絡
PyCPAという名前で勉強会を開催する際には、勉強会の内容がPyCPAの方針に沿うものであり、営利を目的としないなどの指針に合致している必要があります。
PyCPAで勉強会を開催したくなったら、まず運営事務局にご連絡ください。
会場確保、コミュニティメンバーへの案内などをお手伝いします。
2.勉強会の準備
PyCPAの勉強会はもくもく会が中心でしたが、最近は講師を招いてのセミナーや、コミュニティメンバーによるハンズオンセミナーも開催されています。
勉強会を開催したくなったら、勉強会のスタイルを決め、講師役が必要なら依頼をします。
また、会場を確保します。PyCPAは無償の勉強会であることを条件に、スポンサーから会議室を無料提供して頂いています。
勉強会の内容によっては支援が頂ける可能性がありますので、運営事務局にお問い合わせください。
勉強会のタイムテーブルについても考えておきましょう。
勉強会のターゲットを明確にしておくのも重要です。
予備知識をどこまで要求するか、勉強会でどんな成長が得られるか、などを明記しておくと、参加者を集めやすく満足度も高まります。
3.案内・集客
勉強会の内容と日次、会場が決まったら、SNSで案内を出し、出欠管理サービスを用いて出席者を募ります。
このプロセスは通常、運営事務局が行いますが、情報の拡散は主催者の熱意が重要になりますので、積極的にSNSで発信するとたくさんの人に興味を持っていただけます。
4.当日までの準備
もくもく会であれば、主催者は特別な準備は必要ありません。
講義を招いてのセミナーであれば、講師の方に気持ちよく登壇頂けるようサポートを行います。
自身が登壇するセミナーであれば、発表資料の作成や、プログラミング用のコードを準備しておきます。
5.当日
勉強会当日には司会進行が必要です。
もくもく会であれば、参加者の目的と作業内容を発表してもらい、
講師を招いてのセミナーであれば、スムーズな発表のための機材準備を行います。講師紹介も行うのがいいでしょう。
自身が登壇する場合には、当日現場できちんと発表ができるか、機材等の確認をします。
6.発表を終えたら
参加者とコミュニケーションを取ることで、フィードバックが得られます。
質疑応答や意見交換を行うことで、発表者自身の成長につながります。
登壇者は参加者から強い尊敬の目が向けられます。
それをきっかけにビジネスのお話につながった例もあります。
以上が簡単な勉強会開催の流れです。
個別具体的な対応は、これまで勉強会を運営してきた事務局メンバーが丁寧にレクチャーし、伴走しますので、初めて勉強会を開催する方でも心配は要りません。
勉強会のリクエスト
PyCPAはコミュニティメンバーの自発的な探求心を大切にしています。
勉強会で扱ってほしいトピックがあれば、その実現のために運営事務局がサポートします。
勉強会のリクエストは、次のような方法でお寄せいただけます。
- ツイッターでハッシュタグ #PyCPA をつけて呟く
- 運営事務局にリプライを送る
- Slackで発言する
- 勉強会に来たときに話題にしてみる
事務局のリソース上、すべてのリクエストにお答えするのは難しいですが、コミュニティメンバーに楽しんでいただけそうな内容であれば、実現に向けて動きます。
場合によっては、勉強会の主催者側に回っていただくことをおすすめする場合もあります。
まとめ
PyCPAで勉強会を開催する方法と、リクエストの方法についてまとめました。
PyCPAはメンバー一人ひとりが自発的に関与し作り上げていくコミュニティであり、決して運営事務局=コミュニティオーナーではありません。
みなさんの探究心には価値があります。
探求を一緒にカタチにしませんか。