複式簿記による会計処理については多くのテキストが存在しますが、複式簿記やその派生形としての行列簿記「そのもの」について説明した本は、あまり多くないようです。
- 複式簿記とはなにか
- 行列簿記とはなにか
- 複式簿記が備えるべき性質は何か
- 単式簿記との違いは
- 複式簿記は拡張できるのか
といった「複式簿記・行列簿記そのもの」に対する研究についてまとめた研究所のうち、2020年3月現在で本屋さんで買えるものをまとめておきます。
複式簿記のサイエンス
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行列簿記の現代的意義
本書は行列簿記に関する歴史的・実務的内容を包括的に扱った、意欲的な研究書です。著者の礒本先生は行列簿記の専門家といってもよく、「行列簿記」というキーワードで検索すると彼の論文が多数ヒットします。
本書で説明されている、行列簿記による記帳の効率化や、データベースとの関連性は、会計実務に携わる人にとっても役立つと思われます。
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複式簿記 根本原則の研究
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簿記の理論学説と計算構造
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日本簿記学説の歴史探訪
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