簿記代数(複式簿記の代数的構造)について書かれた書籍は少ないです。
本記事では簿記代数を理解するために、参考となるテキストを紹介します。
複式簿記を代数の言葉で表現するという試みを、最も体系的にまとめた本が、こちらです。
リンク
簿記代数は代数学の一分野と位置づけられるので、基本的な代数学(線型代数を含む)を習得しておくのは必須です。
以下の本は大学レベルの教科書ですが、簿記代数を研究する上で必要な知識をカバーしています。線型代数のテキストとし古くから重宝されている、とても有名な本です。
リンク
上記の教科書を読む前に、高校数学(とくにベクトル)に不安がある人は、まず高校の復習から始めましょう。
以下の本はベクトルと、いまは高校で習わなくなってしまった行列を扱っている、よい参考書です。
リンク
その他の教材として、私のブログ記事も参考になるかもしれません。
【君の知らない複式簿記4】簿記代数の教科書『Algebraic Models For Accounting Systems』とバランスベクトル
もし簿記代数に興味を持っていたら、会計×IT勉強会PyCPAのSlack内に簿記代数のチャンネルがありますので、私に招待リクエストをしてください。