繁忙期にも学びを止めないための3つの心がけ

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こんにちは、毛糸です。

多くの企業で年度が変わり、会計・経理に携わる人にとって繁忙期が到来しました。

私も決算支援コンサルタントとして仕事をしていますから、いよいよ繁忙期突入といった感じです。

そんな忙しい中でも、学ぶ姿勢は持ち続けたいと思っています。

今回は繁忙期に学びを止めないための3つの心がけについてお話します。

十分な休息を取る

探求には、心理的・時間的な余裕が必要、という話」でも述べたとおり、探求には余裕が必要です。

探究心というのは余裕ある生活の中で自然と湧き出てくるものですから、余裕を持つことが学びを止めないために必要です。

仕事で消耗してしまっては、誰だって勉強しようという意欲が持てません。

学びを止めないためには、忙しい中でも十分な休息を取り、可能な限り心身に余裕を持つことが大切です。

忙しい時期だからこそ、「休む」ということを能動的に行う意識付けが重要です。

具体的には、業務を可能な限り効率化し、上司や同僚の飲みの誘いを上手くかわしながら、出来る限り早く帰りましょう

良質な食事と睡眠は、体力回復には必要不可欠です。

お昼休みに昼寝をする、というのも、私が実践しているおすすめの休息法です。

「忙しい」と思考停止にならず、どうしたら少しでも余裕が持てるか、アグレッシブに考えることが必要です。

仕事の中で学ぶ

自宅で机に向かうことだけが勉強ではありません。

仕事の中でも学びは得られます。

繁忙期には1日の大部分が仕事で埋め尽くされてしまいますから、いっそ仕事から何かを勉強したらいいのです。

生活の大部分を占める仕事の時間で学び、それを仕事に生かせるなら、こんなに効率の良い学びはありません。

投資効率の観点からも、仕事に学び、仕事に活かすことが出来ないかを模索すべきです。

普段の仕事の中でも、何かインプットできることはないか、何か体系化出来る知識はないか、と意識しながら取り組むことで、今までにない視点を得られることがあります。

私自身、会計の仕事をする中で、複式簿記の数学的構造に気がつくなどの発見をしています。

仕事は仕事、勉強は勉強、と区別せずに、日常の全てから学び取ろうとする姿勢を持つことが重要です。

習慣化・仕組み化

学びの習慣が確固たるものになっていれば、少しくらい仕事が忙しくでも、学び続けられるでしょう。

大事なことは、忙しさを理由に、習慣を止める「例外」を作らないことです。

今日は疲れたからやめておこう……

という「例外」を作った時点で、習慣は途切れます。

例外なく続けることで、段々と苦しさから開放される、ということだってあります。

かく言う私も、繁忙期の今でも、業後にはすぐ帰宅するのではなく、小一時間でいいのでPCに向かいアウトプットに時間を使うという「自分ルール」を課すことで、探求の習慣化を行っています。

習慣化出来ていない段階では、仕組み化が有効です。

仕組み化といっても、大それたものではありません。

例えば、行き帰りの電車の中で、YouTubeや音声メディアでインプットをすると決める、のでもいいでしょう。

週末の勉強会の予定を前もって入れてしまう、というのも、勉強する「仕組み」を作る効果的な手段です。

何か新しいことを知ったら、考察とともにSNSで発信するルールを作る、というのもおすすめの方法です。

習慣化・仕組み化は、勉強を続けるためには是非身につけておきたいスキルです。

まとめ

繁忙期にも学びを止めないために、以下の3つの心がけについて説明しました。

  • 十分な休息
  • 仕事の中で学ぶ
  • 習慣化・仕組み化

こういった心がけで学びを継続するのが少し簡単になります。

とは言え、「学び続けなければ!」という考えで自分を縛り付けてしまうのは考えものです。

大切なのは自分のペースを知り、それを守ることです。

体を壊してまで勉強することに、何の意味もありません。

勉強するのは繁忙期が終わってから、まずは仕事で精一杯の成果を出そう、そういう気持ちも大変尊いものです。

健康第一で繁忙期を乗り越えましょう。

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