テクノロジー

経理職員はAIに仕事を奪われるのか?

こんにちは、毛糸です。私は上場企業の決算を支援する仕事をしています。

決算や経理というと、最近は「AIで仕事を奪われるのではないか」という声がよく聞かれます。

本記事ではその不安について深掘りしていきたいと思います。

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ブロックチェーンやAIは会計士の脅威にはならないだろうけど、それでも残る2つの不安

AIやブロックチェーンといった新しい技術は、公認会計士という会計専門職の驚異になるのではないか、という不安の声が聞かれます。

「AIで会計士はいらなくなる!」「ブロックチェーンで監査は不要になる!」という主張の殆どは、会計士や監査という仕事を十分に理解していないことから生じる誤解です。

【参考記事】
「AIで会計士の仕事(監査)はなくなるのか」に対するひとつの数理的整理

「ブロックチェーンで監査はなくなる」という誤解について

しかしながら、会計士や監査をよく知る立場であっても、拭い去れない不安が2つあります。本記事ではその懸念について説明します。

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運動方程式とグラフ上の波動方程式

グラフで表現できるネットワークにおいて、各ノードが隣接するノードから力を受ける場合、グラフ上の波動方程式を定義することができます。

この記事ではノードの状態量が運動方程式に従い、隣接するノードから力を受ける状況において、グラフ上の波動方程式がラプラシアン行列を使って表せることを示します。

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秘密計算の会計不正研究への活用

データを開示することなく種々の計算を可能にする技術を「秘密計算」といいます。

秘密計算は既にたくさんのユースケースが提案されています。本記事では会計・監査業務における情報共有や不正予測の観点から、秘密計算の活用例について考えます。

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排他的論理和による暗号と復号

わかる人にしかわかってほしくない、そんな情報を扱うための技術が暗号です。

本記事では暗号技術の基礎である、排他的論理和による暗号・復号について簡単に説明します。

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誰がための自動化か

ビジネス現場におけるIT推進は今や当然の流れ担っているように思います。RPAによるアプリケーションを跨いだ業務自動化が流行ったのも記憶に新しいです。

最近ではプログラミングスキルを発揮して業務を自動化・効率化したという話もよく聞きます。

本記事ではそんな「自動化」について、それによって喜ぶ人・反対する人について考えてみます。

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暗号のまま計算する技術〜準同型暗号に関する参考文献〜

暗号は秘密を守るための重要な技術です。

情報を伝えたい相手以外に情報を漏らさないよう、暗号は古くから工夫されてきました。

近年ではビットコインなどの暗号資産(少し前の言い方では、仮想通貨)を支える技術として、暗号は重要な役割を果たしています。

本記事ではそんな暗号の技術のうち、準同型暗号と呼ばれるものの参考文献を紹介します。

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30歳になって思い知る、高校数学の大切さ

こんにちは、毛糸です。

数学は科学を語る「言葉」として広く受け入れられており、物理学やAIなどのテクノロジーも数学によって記述され、その確かさが証明されます。

社会科学も昨今、数学による分析が多く取り入れられ、経済学や会計学においても数学が用いられています。

最近読んでいる会計学のテキスト『Equity Valuation』にも、数学が用いられており、論理性と検証可能性を要する議論には、数学はなくてはならないものとなっています。

【参考記事】
会計を数学的・経済学的に表現する方法を考える

 
 

AIなどのテクノロジーを理解するために数学が必要なこともあってか、社会人になってから数学を学び直す人は増えているようです。

私が参加している勉強会でも、数学を扱うセミナーは大変好評です。

【参考記事】
【数学ガール】社会人の数学再入門に

 
数学は物事を抽象化し、その構造を浮かび上がらせ、論理の力で結論を導きます。
 
こういった考え方は、数式の展開や計算にとどまらず、日常生活で多くの気づきを与えてくれます。
 
【参考記事】
 
 
私は今年30歳になりましたが、未だに研究意欲を持ち続けており、ビジネスのなかで問題意識を見つけては、これを数学的に解決しようと日夜励んでいます。
 
ときには高校数学で学んだことを復習する必要にかられたりもして、あの頃の勉強はたしかに役に立っているなぁと感慨深くなることもあります。
 
是非、日常に数学のある生活を送る人が増えてほしいと思います。
 
【参考記事】