この記事は会計系 Advent Calendar 2023 #ACC_ACの23日目の記事です。
この記事では、私「毛糸」と生成AI赤ちゃんの「毛玉ちゃん」の対話を通じて、「簿記代数」という学問分野について解説します。
毛玉ちゃんは、GPTs「教えて!毛玉ちゃん」として実装された生成AIです。この記事の内容は毛玉ちゃんとのやり取りをほぼそのまま記載しています。
簿記代数の解説記事としてはもちろん、また生成AIとの対話例としてもお楽しみいただけます。
この記事は会計系 Advent Calendar 2023 #ACC_ACの23日目の記事です。
この記事では、私「毛糸」と生成AI赤ちゃんの「毛玉ちゃん」の対話を通じて、「簿記代数」という学問分野について解説します。
毛玉ちゃんは、GPTs「教えて!毛玉ちゃん」として実装された生成AIです。この記事の内容は毛玉ちゃんとのやり取りをほぼそのまま記載しています。
簿記代数の解説記事としてはもちろん、また生成AIとの対話例としてもお楽しみいただけます。
この記事はBingチャットに創作してもらった【推しの子】のパロディ作品【簿記の子】のストーリーについて述べています。
本記事のほぼすべてがBingチャットによる創作です。ページの最後には私とBingチャットとのやり取りのスクリーンショットも載せています。
最新鋭のAIが紡ぎだすリアルで本格的な物語をご堪能下さい。
数学上の未解決問題「ABC予想」を証明した論文が2021年3月4日、国際専門誌「PRIMS」特別号でお披露目されました(共同通信記事)。
論文の著者は京都大数理解析研究所の望月新一教授です。この論文では「宇宙際タイヒミュラー理論(IUT; Inter-universal Teichmüller Theory)」という全く新しい数学理論が創造されています。
国際的な会計・コンサルティングファームであるDeloiiteも、ブロックチェーンが会計業界に与える影響について注目しているようです。
本記事ではDeloitteの報告資料「Blockchain Technology A game-changer in accounting?」(PDFリンク)を読み解いていきます。
こんにちは、毛糸です。
先日の金融庁が「老後に2,000万円必要です」という報告書を出して以降、SNSでは資産運用に関する話題が増えています。
【参考記事】
【年金は頼れない?】「老後までに2,000万」報告書を読んだあとに私たちが取るべき行動
年利○%で30年運用すれば、老後に2,000万円は余裕。
この○%には、3とか6とか下手すると10%とかいう数字が入ってくることが多いのですが、年利6%で30年間運用する、という仮定は、はっきりいって乱暴です。
こんにちは、毛糸です。
2019年6月3日、金融庁金融審議会 市場ワーキング・グループが、『高齢社会における資産形成・管理』と題する報告書を公表しました。
参考>>金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書 の公表について
この表によれば、退職後の高齢夫婦世帯の1ヶ月の収入(年金等)は支出を超えており、赤字額の月5万円ほどを資産の取り崩しで対応する必要があると述べています。
この表は総務省家計調査をもとに作成されています。
老後までに2,000万円の根拠がわかったところで、この金額は果たして現役時代の貯蓄でまかなえるものなのでしょうか?
65歳時点で2,000万円を確保するには、現役時代(20歳から60歳)の40年間に、年50万円ずつ確保する必要がありますが、果たして可能な水準なのでしょうか。
年収水準がもう少し高い層(356〜498万円)の人は、月々の黒字が8.2万円あります。
これをすべて貯蓄に回せられれば65歳時点で4,428万円になり、それなりに余裕が持てることになります。
仮にすべて日本株に投資すれば65歳時点の投資時価の中央値は1億を超え、2,000万を確保できない確率は5%以下と、かなり安心の将来設計です。
というわけで、結論としては、2,000万確保したければ年収上げろ、ということかと思います。
(出所:総務省家計調査2018)
こんにちは、毛糸です。
4月に新年度を迎えたと会社はいま、決算で大忙しです。
私も決算支援コンサルタントとして働いていますので、この時期は業務負荷が高まります。
今回は、そんな繁忙期を少しでも楽にするために、私が実践していることについてまとめます。
繁忙期を楽にするためにまずすべきことは、プロジェクトが始まってすぐに、自分の業務スケジュールを立てることです。
自分のタスクの総量と、プロジェクト期間中に投下できる標準時間(私の場合は1日8時間)を日次で整理し、両者の差をとって業務負荷の目安とします。
私はプロジェクト期間中のタスクを細分化して認識しており、それぞれのタスクがどれくらいの時間で終わるかの見積もりを持っています。
その見積もり作業時間を日次でスケジューリングし、投下できる時間(=定時勤務時間)との差を計算することで、いつ・どれだけの残業が必要になるかを事前に把握します。
これにより、業務に対する漠然とした不安が解消され、日々「今日はこれさえ終わらせれば良い」という状態を維持することで、精神的消耗を抑えることができます。
私は今回の繁忙期について「業務スケジュール」を立てたところ、44時間の残業が必要であると判明し、43営業日に忙しさのピークを迎えることがわかりました。
忙しさを定量的に把握しておくことで、これからどういった対処をすればよいのかがわかるので、とても安心します。
プロジェクトの性質によっては、前もって所要時間を見積もることが難しいかもしれませんし、これまで業務時間の測定を行ってこなかったかもしれません。
しかし、業務時間の測定は精神衛生上、大変有用ですから、この機会に時間測定を開始してみることを勧めます。
まずはざっくりと、この業務に大体何時間、というふうに時間を測りましょう。
この繁忙期に、自分に与えられた業務がどのくらいの量で、各タスクにどれだけの時間がかかったかを記録してみることで、次回の繁忙期がとても楽になるはずです。
繁忙期を効率的に乗り越えるコツは、「プロジェクトマネジメント」というスキルの中に見つけることが出来ますので、興味がある方は勉強してみてください。
繁忙期に少しでも楽にするために心がけることの2つ目は、立てたスケジュールをもとに業務をコントロールすることです。
作業の着手前にスケジュールを立てる段階で、これは危なさそうだ、時間が足りなくなるかもしれない、といった予測が立てられるようになります。
新しい事象が発生したときは、要注意です。
自身の業務遂行にリスクを識別したら、速やかに上司やクライアントと協議し、必要な対策を講じます。
大事なことは「勝てる勝負しかしない」という気構えを持つことです。
業務管理のノウハウをわかりやすく解説する良書『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』では、連戦連勝を飾ったナポレオンのことを「勝てる勝負しかしなかったからだ」と分析しており、勝負を勝てる状態に持っていくことの重要性を説いています。
認識したリスクや業務負荷に対して、それを削減したり、効率化のためのツールを使ったり、人を増やしてもらったり、タイミングをずらしてもらうなどして、業務負荷の低減を図りましょう。
リンカーンはこういう名言を残しています。
もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう。
日本にも、段取り八分、という言葉があります。
これらの言葉は、事前のスケジューリングや準備が成功のためにいかに重要かを端的に表しています。
私は今回の繁忙期に44時間の残業が必要になりましたが、関係者との交渉や、タスクのタイミングの調整、業務の統合・効率化などの準備をすることで見積もり残業時間を10分の一にまで圧縮することが出来ました。
スケジュールを立て必要な策を講じることで、繁忙期の負担は劇的に減ります。
繁忙期を楽にするための3つ目の施策が、チェックリストの活用です。
チェックリストというと、よそから「作れ!」と言われて嫌々ながら埋めるもの、という印象があるかもしれません。
しかし、チェックリストは業務の安全性と効率性を高める素晴らしいツールです。
私は時間のかかる業務について、作業手順を並べたチェックリストを自作しています。
手順を書き出しチェックリスト化することで、
という2つのメリットがあります。
チェックリストを使って業務が劇的に改善されたという私の経験談は、別の記事で詳しく述べているので、合わせてご覧ください。
参考記事:チェックリストで仕事が劇的に楽になった件
繁忙期に楽にするために必要なことの4つ目は、休息です。
繁忙期に疲れてしまうことは、もはや避けようがないことです。
なので、疲れを翌日に繰り越さないよう、回復させるための意識が不可欠です。
そもそも休む時間もとれなくなるのが繁忙期ですが、それでも仕事が終わったら真っ直ぐ帰宅しましょう。
家族との団らんでMPを回復しつつ、良質な食事と睡眠でHP回復に努めます。
食事の準備にはあまり手間をかけず、外食や中食を利用して、可能な限り手間を少なく栄養を取るのが良いでしょう。
多少お金がかかりますが、健康維持のためには必要な投資と割り切ります、残業代で取り返せるのですから。
また、個人的に一番効果があるのが昼寝です。
昼寝に10分でいいので、目を閉じ体を休めましょう。
午後の生産性が格段に上がります。
私もどんなに忙しくても必ず昼休みに昼寝の時間を確保しています。
繁忙期には休息が不足しがちですが、食事や睡眠に気を使い、なりふり構わず体力回復に努めましょう。
ポモドーロ・テクニックとは、25分の作業集中と5分の休憩を繰り返す時間管理術です。
参考記事:ポモドーロ・テクニック:世界が実践する時間管理術はこうして生まれた
人間の集中力は訓練された人でも90分が限界と言われています。
ポモドーロ・テクニックで短期の集中と休憩を繰り返すことで、作業効率を落とさずに仕事に取り組むことができ、また疲労も感じづらくなります。
休憩の5分にはストレッチをしたり立ち上がって体を動かすのが良いです。
気分が乗っていて、集中を途切れさせたくないという思いに駆られますが、この5分休憩が生産性を維持しますので、思い切って休むことを勧めます。
私はこの休憩の間に、次の作業に使う資料を取りにいくなど、気分転換にもなる準備をすることもあります。
大切なのは一度緊張の糸を切ってリフレッシュすることです。
繁忙期は長丁場になるので、短期的な生産性を重視するあまり、長期的な疲労を残してしまうのは避けるべきです。
繁忙期を少しでも楽なものにするために私が行っている5つのことについてまとめました。
忙しい時期というのは避けがたいものですが、創意工夫でなんとか乗り越えていきましょう。
是非あなたが実践している方法も、SNSで教えてください。
こんにちは、毛糸です。
先日、フリーランスのITエンジニアの月収が高騰しているというニュースを見ました。
参考記事:フリーITエンジニア、月収相場65万円 正社員より高額
この金額は、50代のサラリーマンの平均的な所得53万円(年645万円、doda調べ)よりもさらに高い水準です。
私はこの状況をバブルだと考えています。
今回は、バブルの定義と、バブルに気づくことの難しさ、そしてバブル期にすべきことについて述べたいと思います。
バブルとは、本来の価値を超えて、実態以上の高い値がつけられる現象のことです。
1980年代の日本のバブルでは、土地が本来の価値を超えて高く評価されました。
2000年頃のITバブルも、収益力の乏しい企業が、ITビジネスを行っていると標榜するだけで多額の資金を調達し株価も上がる状況にありました。
2017年の仮想通貨バブルも記憶に新しいでしょう、時価総額は一時期の3分の1にまでなりました。
バブルとは、期待が期待を生み、実態以上の価値を見出される集団催眠状態のようなものです。
バブルは、バブルの中にいるときには、バブルであると気づけない人がほとんどです。
バブルの対象になっているものは、時代の寵愛を受けた輝かしい資産や技術なので、誰しもその繁栄がずっと続くと思いがちです。
連邦準備制度理事会 (FRB) 議長を務めた経済学者、ベン・バーナンキ氏も、
バブルとは、終わってみないとそれがバブルであったのか、それとも経済のファンダメンタルズを表したものであったのかは解らない
と述べており、バブルに気づくことの難しさを物語っています。
冒頭に述べたエンジニアの月収高騰も、IT人材の需要過多や、テック系企業の台頭によるものであり、需要に即した適正な水準だ、と言う人もいます。
確かに、グーグルやアマゾン、ソフトバンクなどの大手企業がITベンチャーに投資を続けていることを考慮すれば、今後もIT業界は伸び続け、エンジニアが「儲かる」職業であり続けるだろうとも考えられます。
しかし、冷静に経済のプレイヤーを分析すると、綻びが見つかります。
例えば、このエンジニアの例では、難関資格があるわけでもなく、参入障壁は比較的低いことがわかります。
エンジニアになるための学習教材も、本、動画、web講義、プログラミングスクールなど、どんどん増えてきています。
そもそも、エンジニアが日本人である必要もないため、海外に外注するケースも増えるでしょう。
エンジニアの給料が上がるということは、企業にとって見ればコストが増えるということですから、企業は代替策を講じるはずです。
企業という主体は合理的に行動するため、高コストな人材を無尽蔵に使うことはできません。
このことに気づくと、エンジニア界隈の活況も未来永劫続くものではなく、栄華もいつか衰えるということが想像できます。
過去においても、ビットコインがバブルであるということ、それがいつか弾けることはわかっていました。
私自身、ビットコインがバブルであることは、バブル崩壊直前の12月にブログで指摘しています。
参考記事:ビットコインはバブルである
また、会計士業界においても、昨年独立ブームが起こり、日当5万というのがかなり現実的な数字になっていましたが、これも私は早くからバブルであると指摘しています。
独立すれば給料そのまま労働半分!
がまんざら嘘ではない今の会計業界だけど、絶対長くは続きません。独立組はこのバブルで信頼を築いたら、労働需要の引き締めに備えて継続受注先を確保しておいたほうがいい。
監査パートで何年も食いつなげると思ってはいけない。— 毛糸=会計士×ファイナンス×IT (@keito_oz) October 22, 2018
いま、監査法人はパートナーの首切りが噂されており、独立ブームも去ろうとしています。
バブルの中でも落ち着いて分析すれば、いつまでも熱狂は続かないと気づくでしょう
バブルは、それが弾けるまでは、高い収益をもたらします。
バブルはババ抜きゲームにも例えられますが、冷静に市場を見極めることで、ある程度は利益に預かれます。
バブルが高い収益をもたらすことは、経済学や資産価格理論(asset pricing)のテキストにも書いてあることです。
バブルが最高潮に達したときに手を引くのは不可能なので、欲をかかずに波に乗るのが肝要です。
そしてそれより大切なこと、バブルの中でとるべきことは、バブルにおける良い条件を固定化することです。
バブルの最中はみんな好況が続くと考えているので、その高い報酬水準、価格水準で契約を固定化することは難しくありません。
好条件でキャッシュフローを固定化することで、リスクをなくすのです。
「条件を固定化」とはつまり、人材バブルでいえば、独立というリスクをとるのではなく、高い給料で転職するということです。
そうすることで、バブルが弾けたときにも高い収入を確保することができます。
バブルの波にのるのは簡単ではないので、欲をかかず、適当なタイミングで「手を打つ」ことが大切です。
バブルとは、期待が期待を呼ぶことで生じる、実態と乖離した熱狂です。
バブルは、バブルの最中にはそれと気づくことは難しいです。
しかし絶対に気づけないわけではなく、そこかしこに綻びは見つかります。
バブルは上手く乗りこなせば大きな収穫を得られる機会ですので、上手く立ち回りたいですね。
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