この記事では、グラフ理論に登場する隣接行列を紹介します。隣接行列は「簿記の行列表現」に用いられます。
その定義のと複式簿記への応用例について見ていきましょう。
【君の知らない複式簿記】シリーズの他の記事は__こちら__からどうぞ。
この記事では、グラフ理論に登場する隣接行列を紹介します。隣接行列は「簿記の行列表現」に用いられます。
その定義のと複式簿記への応用例について見ていきましょう。
【君の知らない複式簿記】シリーズの他の記事は__こちら__からどうぞ。
確率変数が持つ「情報」とは何でしょうか。
確率論のテキストを開いてみると、次のような説明を目にします。
確率変数の生成するσ-加法族は、その確率変数がもたらす「情報」を表す。
本記事では、この主張を理解するための参考文献を挙げ、直感的な説明を行います。
私たちが会計について学ぶとき、ほとんどのケースで複式簿記の知識も一緒に身につけることになります。あるいは、複式簿記の規則を学ぶことが会計を学ぶ第一歩と位置づけられていたりもします。
セットで学ぶことが多い会計と簿記ですが、両者の境目はどこにあるのでしょうか。もしくは境目などなく、会計と簿記は一体の概念なのでしょうか。
ビジネス現場におけるIT推進は今や当然の流れ担っているように思います。RPAによるアプリケーションを跨いだ業務自動化が流行ったのも記憶に新しいです。
最近ではプログラミングスキルを発揮して業務を自動化・効率化したという話もよく聞きます。
本記事ではそんな「自動化」について、それによって喜ぶ人・反対する人について考えてみます。
業務自動化が誰を幸せにするのか、という問いかけが大切だということがわかるツイート。
誰かの仕事を奪うような自動化・効率化は、誰かのやり甲斐や収入を減らしてしまうかもしれません。
例えば業務割当が固定的かつ時間給で働く人は、自動化による業務時間減少に抵抗するかも…… https://t.co/43j7DL5fnW— 毛糸@博士課程 (@keito_oz) January 13, 2021
会計(より具体的には決算)という手続きには、会計数値の集計が伴います。
会計数値の集計とは例えば、複数の仕訳から同じ勘定科目の金額を集計しその勘定の残高を計算したり、資産勘定に含まれる勘定残高を集計して総資産の金額を計算したりといった手続きのことです。
この集計という手続きにはどんな「意味」や「効果」があるのでしょうか。Arya et al.(2000)で指摘されたポイントを考察してみます。
Arya, A., Fellingham, J. C., Glover, J. C., Schroeder, D. A., & Strang, G. (2000). Inferring transactions from financial statements. Contemporary Accounting Research, 17(3), 366-385.(LINK)
本記事は擬似逆行列に関するメモです。
擬似逆行列は逆行列を持たないような行列(正則でない正方行列や、非正方行列)に対しても定義でき、逆行列に近い性質を示します。
擬似逆行列は線形代数やグラフ理論において現れし、簿記代数においても有向グラフとの関わりの中で登場します。
論文を発表し自らの発見を世に知ってもらうのは重要なことです。
論文は他の専門家による内容のチェック(査読)を経て、学術誌(ジャーナル)に載るのが一般的です。会計学にもたくさんの学術誌があります。
本記事では会計学の学術誌のうち、特に格式高い「トップジャーナル」と呼ばれているものをまとめます。
この記事では複式簿記における仕訳を矢印で表現する矢印簿記についてお話します。
矢印簿記では、仕訳に登場する勘定の繋がりを矢印で表現するので、複式簿記を直感的に理解するのに役立ちます。
まさに「仕訳をビジュアライズ」する方法です。
この記事では、複式簿記の重要な要素としての仕訳と試算表について、その主従関係について考えてみたいと思います。
私たちが簿記の勉強をするときの手順として
というプロセスを経ます。つまり仕訳が主、試算表が従の関係です。
しかし、複式簿記の代数構造という観点からは、これが唯一の考え方ではなさそうなのです。
このブログでは【君の知らない複式簿記】と題して、複式簿記の一風変わった側面を紹介しています。
そのなかで、複式簿記を代数学の言葉で表現しようという試みを行っています。この分野を簿記代数と呼んでいます。
簿記代数があるなら、簿記幾何があってもいいのでは!?
ということで、この記事では簿記幾何の展望についてお話します。
最近のコメント