趣味で数学の勉強をしていると,周りの人から「仕事の中で数学がどう役立つの?」と聞かれることがしばしばあります。
この記事では,数学の仕事への役立ちについて,私が考えたことをまとめます。
趣味で数学の勉強をしていると,周りの人から「仕事の中で数学がどう役立つの?」と聞かれることがしばしばあります。
この記事では,数学の仕事への役立ちについて,私が考えたことをまとめます。
オンラインの勉強会は探せばたくさん見つかります。Connpassのような勉強会支援のサービスもありますし,SNSで情報を目にすることも多いです。
でも,こうしたイベントを見つけても,実際に参加する気持ちになれなかったりもします。
この記事では,勉強会は気になるけど行動にうつせない,その要因と向き合い方について考えます。
盛年は重ねて来らず
一日は再び晨なり難し
時に及んで当に勉励すべし
歳月は人を待たず
時は3世紀,東晋の詩人,陶淵明の詩です。
人生の中で勢いある時期は再び来ず,一日の中で朝(晨)が2度訪れることもない。
なので,学ぶべき時が来たらよく勉学に励まねばならない。
歳月は私たちを待ってはくれないのだ。
私の博士課程進学に当たり,フォロワーさんが贈ってくださいました。
壮年の時は人生に二度と訪れないので,勉学に励む決意をしたのなら,時間を無駄にせず学問せよという餞の言葉と理解しました。
歳月は人を待たず。
後悔のないよう,全力で挑戦します。
https://twitter.com/ayahocho/status/1397770441805078528?s=20
この記事では,このブログで度々取り上げている複式簿記の数学的側面について,これまでの会計研究における経緯をまとめています。
【参考記事】【君の知らない複式簿記】目次まとめ
このたび、大学院の博士課程入試に合格し、9月から社会人学生として博士課程で研究を行うこととなりました。
研究テーマはこのブログでもたびたび取り上げている、複式簿記の構造研究に関するものです。
特に、昨今会計業界で注目されているブロックチェーンやクラウド会計システムのなかで、会計情報をいかに表現するかという視点から、実務的諸課題を複式簿記の代数構造を用いて解決する緒を探ろうと考えています。
会計士として日中は業務に従事しつつ、夜間や休日を利用して研究を進めていくつもりです。
相当険しい道になることはわかっています。
しかしそれ以上に、会計研究の最前線をいく教授陣や意欲ある学生に囲まれて研究を進めることができると思うと、興奮が遥かに勝ります。
このモチベーションを研究実績に消化させられるよう、今後さらに気合を入れて、探求活動に臨もうと思います。
大学院博士課程の入試に合格しました。
会計士として働きながらの博士進学は困難が予想されます。しかし自分の探究心を形にしたいという想いが勝り、挑戦を決めました。
研究テーマは、複式簿記に基づく会計情報とテクノロジーの融合についてです。簿記数百年の歴史に足跡を残したいと思います。
— 毛糸@博士課程 (@keito_oz) May 27, 2021
書籍や論文は最初から順に読んでいくタイプでした。表紙をめくって最初のページ,「はじめに」の1行目から丁寧に読んでいくのがこれまでの私のスタイルでした。
しかし,『独学大全』を読んで,このような文献の読み方はもったいないことに気が付きました。
この記事は『独学大全』の紹介記事です。
この本には,学ぶ意欲のある人が,効果的で効率的に学ぶためのノウハウが満載です。「社会人になって久しいけれど,また勉強をしてみたい」「勉強は好きだけど,もっと効率的に進める方法が知りたい」という人に強くおすすめします。
専門性で稼ぐ,ということを考えたとき,相手がその専門性に対して価値を見出してくれるかというのは,極めて重要な視点です。
特定の能力に秀でており,辞書的な意味で「専門性」持っていたとしても,それが高く値付けされるとは限りません。
もちろん,能力的な希少性は,価値を見出してもらうための必要条件です。代替可能な能力は供給も多いので,市場原理によって低く値付けされるのが通常です。
しかし,希少であるからと言って,それに高い価値を見出してくれるとは限りません。世界にたった一枚しかない素人の絵画に高い値がつかないように,たとえ希少であっても,それが価値につながるわけではありません。
他者に価値を見出してもらえるかというのは,その他者に「喜んでもらえるか」にかかっています。「喜び」というのは感情としての喜びに限らず,より高い収益をもたらすのに役立つだとか,自分の課題を解決してくれるだとか,そういう広い意味での「喜び」です。
私たちはこういった「喜び」に対価を支払います。その能力を発揮してくれて嬉しい,高度なスキルが役に立つ,そういうときに価値は生まれます。そしてそれが報酬として専門性の持ち主に還元されるとき,専門性で稼ぐという状態になります。
こちらの記事で,専門性と他者評価についての視点を整理しました。専門性は他者からの評価を得ることによって,報酬に変わります。そしてそれはおそらく,フリーランスとか組織人だとかいう労働形態とは,直接関係のない仕組みです。フリーランスにはフリーランスに期待される専門性が,組織人には組織人に期待される専門性が,それぞれ評価されます。
大切なのは,自身が置かれた環境の中で何を期待されいて,それにどういった希少性で応えるかということだと思います。
それが他者から認められ,正当な報酬として還元されるとき,「あいつは専門性で稼げている」という評価が下されるのでしょう。
2021/5/24(月)21時から,Twitterスペースで「専門性」に関するトークセッションに参加します。
専門性を身につけたい,専門性を高めてビジネスで活躍したいという声を,私の周りでもよく聞きますが,そもそも「専門性」とは何なのか,会計士であり作家の田中先生とディスカッションします。
この記事ではその準備として,専門性を考える上でどんな視点が重要になりそうか整理してみます。
この記事では,日本企業に見られる「やらんかいマネジメント」という好ましくないマネジメント方法に関して説明します。
管理可能性原則という管理会計の基本的な前提について触れたあと,やらんかいマネジメントの定義とその危険性について述べます。
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