2021/06/26に開催された日本簿記学会第37回関東部会に参加しましたので,その内容を簡単にまとめます。
準備委員長の戸田先生はじめ,委員会の大田先生,小川先生,平井先生,真鍋先生に厚く御礼申し上げます。
2021/06/26に開催された日本簿記学会第37回関東部会に参加しましたので,その内容を簡単にまとめます。
準備委員長の戸田先生はじめ,委員会の大田先生,小川先生,平井先生,真鍋先生に厚く御礼申し上げます。
2021年6月現在,主要な会計基準において人的資源を企業の貸借対照表に計上する(オンバランスする)会計処理は認められていません。
しかし,人材は企業の営業活動と成長に不可欠な経営資源であるため,これを会計情報として開示しないことにはひっかかりを覚えます。
この記事では人的資源の会計処理について,どういう可能性があるか考察します。
接続行列も隣接行列も,ともにグラフを行列で表現したものです。
本記事ではそれらの定義と,複式簿記との関係を簡単にまとめます。
複式簿記のフラクタル構造について,Twitterでこんなコメントをいただきました。
簿記を仕訳数の多次元でとらえたらフラクタルになりそう。
— ケイバリュエーション☻ (鈴木健治) (@info_kvaluation) June 15, 2021
この記事では複式簿記のフラクタル構造についてアイデアを整理します。
この記事は,複式簿記と会計システムの構造を代数的に解明する研究書『Algebraic Models for Accounting Systems』の書評です。
複式簿記の美しさや規則性の背後には,代数的な構造が見いだせます。本書はそんな複式簿記にもとづく会計システムの諸性質を証明によって明らかにするチャレンジングなテキストです。
この記事ではテキストの概要を述べたあと,章ごとに内容をまとめます。
この記事では代数学における重要概念,準同型写像(以下,準同型)について,直感的な説明と定義を与えます。
複式簿記の数学的研究において, 準同型がどのように登場するかも解説します。
この記事では,簿記代数と会計学の着眼点の相違について説明します。
簿記代数は会計学の広範な研究対象の中で,会計報告の様式(報告書)がどういった構造を持っているのかを明らかにしようとするものです。
複式簿記という言葉を初めて使った人物は「会計の父」ルカ・パチョーリではありませんでした。
複式簿記という言葉を初めて使った人物,その名はベネデット・コトルリ。パチョーリと同時期のイタリアに生きた商人です。
簿記代数という研究分野について聞かれることが増えました。
「これは布教のチャンス!」と思い,群の構造やベクトルの話をするのですが,だいたいポカンとされます。
【君の知らない複式簿記4】簿記代数の教科書『Algebraic Models For Accounting Systems』とバランスベクトル
私の説明が下手だというのもありますが,そもそも多くの人は群とかベクトルとか言われてもピンとこないと思われます。
もっと身近な例を挙げイメージを膨らませられる説明をすれば,もう少し興味を持ってもらえる気がしています。
たとえば,複式簿記はルービックキューブに似ている,なんて話はどうでしょうか。
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